キャッシュメモリ
キャッシュメモリーとは?
処理装置(CPU;central processing unit)と主記憶装置とのデータのやり取りを高速化するためのメモリーである。
両者の間に設置される。
なぜキャッシュメモリを設置?
CPUのアクセス速度は高速である。
CPUと比べて主記憶のアクセス速度は遅い。
この速度差を縮めるためにキャッシュメモリーを設置する。
キャッシュメモリーのことを緩衝記憶装置ともいう。
主記憶から読み出されたデータをキャッシュメモリーに格納し、
CPUが同じデータを読み出すとき主記憶から読み出すよりも高速に読み出すことができる。
1次キャッシュ、2次キャッシュとは?
キャッシュメモリーは複数設置されることもある。
この場合、CPUに近い方から1次キャッシュ、2次キャッシュと呼ばれる。
実効メモリアクセス時間の計算
キャッシュメモリーのアクセス時間×ヒット率+主記憶のアクセス時間×(1-ヒット率)
※説明
ヒット率とは?
CPUが必要なデータがキャッシュメモリー上に存在する確率
NFP(not found probability)とは?
CPUが必要なデータがキャッシュメモリー上に存在しない確率
ヒット率+NFP=1
ヒット率=1-NFP
NFP=1-ヒット率
page revision: 0, last edited: 12 Nov 2009 15:18